【Chord&Major】Major8’13 Rock レビュー
今回は台湾のイヤホンメーカー、Chord&Major(ポタアンで有名なChordとは違う会社)のMajor 8’13 Rockのレビューを書いていきたいと思います。このメーカーさんは音楽ジャンルに合わせて商品をラインナップしていて、このRockの他にもClassical(クラッシック向け)や、World Music(伝統音楽、民族音楽向け)、Electronic Music(電子音楽向け)Ballad(バラード向け)、Jazz(ジャス向け)があります。自分好みの音楽にしっかりとマッチしたイヤホンを選べるので、良いラインナップの仕方だと思います。
○良いところ
- 断線対策がしっかりと施されている。
リケーブルはできませんが、その分断線対策はしっかりとしています。さらに、ケーブル自体も丈夫な印象です。ただ、断線自体を完全に避けることはできませんので、注意は必要です。
- パッケージに高級感がある。
木の箱に入っています。木自体の質はそれほどではないですが、普通は紙やプラスチックのパッケージの商品が多い中、木のパッケージであるというのは、それだけで満足度を上げてくれるものです。
- 筐体が小さい。
小ぶりな筐体です。筐体が小ぶりだと重心の影響を受けにくいので、装着感が良いことが多いです。実際、しっかりとフィットしてくれました。
- 一体感あるサウンド
モニター系のサウンドではなく、一体感を感じるサウンドです。邦楽ロックとして、ONE OK ROCKや[Alexandros]、UNISON SQUARE GARDENを聴いてみましたが、相性は良かったです。他にもさまざまなバンドがありますが、そのほとんどと合うでしょう。逆に、分析的に音を聴きたいという場合は、少し不向きであるといえます。
○気になるところ
- 筐体が重い。
持つとずっしりとした印象を受けます。コンパクトな筐体ゆえ、装着感に影響はありませんが、気になる方もいるかと思いますので、確認が必要です。触る分には重厚な感じで、良いのですが、実際装着するとなると、いまいちですね。
- 色を選べない。
対応ジャンルにより色が分かれているため、同一ジャンル内で色を選ぶことはできません。
Chord&MajorのRockに、興味を持っていただけましたか? 自分がよく聴く曲のジャンルに合わせたイヤホンを選べるのが一番の魅力です。自分のお気に入りのジャンルのモデルを、試聴してみてください。
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