ユリイカ

こんにちは。woodです。興味を持ったことを書いていきます。

【KENWOOD】K515 レビュー

今回はKENWOODのK515のレビューをしていきます。

ケンウッド コンパクトHi-Fiオーディオシステム Bluetooth/NFC/ハイレゾ/USB接続対応 Kシリーズ K-515-N  ゴールド

ケーズデンキにて購入しました。ケーズデンキお得意の現金値引で3万円五千円くらいでした。価格.comでみると、最安値は3万3千円くらい(執筆時)なので、それなりに安く買えた方かなと思っています。ちなみにAmazonは3万4千円後半です。

 

○音について

低音寄りの音です。解像度もまずまず良いです。値段なりにしっかりとした音を聴かせてくれます。

イコライザー自由度高めです。リモコンでしか操作できないのがイマイチですが、低音、高音それぞれ±5ずつ操作できます。これにより、だいぶ音が変化します。変化量も十分です。よほど極端な音の好みがない限りは満足できるでしょう。また、低音側はEX.BUSSという重低音を強化できる機能もあります。

 

○デザインについて

カラーバリエーションは2パターン、N(ゴールド)と、S(シルバー)があります。落ち着いた雰囲気で、飽きの来ないカラーです

前面パネルはアルミが使用されています。だいぶ高級感があります。しかし、前面パネルと他のパネル部の差が少し気になります。

本体に付いているスイッチは最小限であり、これもまた落ち着いた印象を受けます。電源ON時はボリュームのつまみ上部が橙色に点灯します。色自体が地味であり、光量も控えめなので、本体のデザインをうまく引き立てています。

アンプ部は非常にコンパクトですね。広い場所が確保できるユーザーはそう多くないでしょうし、1つの強みですね。マイナーな商品は存じ上げませんが、家電量販店の店頭に並ぶような同クラスの商品の中では、非常にコンパクトです。

スピーカーは15mm厚のMDF材が使用されています。バスレフポートは後方にあります。典型的なブックシェルフスピーカーのデザインです。個体差があるかもしれませんが、若干角の部分の処理がです。普通に見れば気にならない程度ですので、そこまでの影響はありませんが、残念です。

 

○操作性

本体には、最低限の操作に必要なボタンのみが付いていますので、非常にわかりやすいです。しかし、イコライザーの操作や、時刻設定の操作など一部の操作をするときにリモコンが必須になってしまいます。状況によっては、面倒に感じることもあるでしょう。

リモコンのボタンは、基本的には1つの機能ごとにボタンが1つ割り当てられていますので、機能の割にボタンが多いです。1つのボタンに複数の機能が割り当てられていると、わかりにくいので、そうならないという点ではこのリモコンは良いですね。

ただ弊害もあって、曲飛ばしの後、再度再生する際に、再生ボタンと曲飛ばしボタンが離れているので、その操作がしづらいと感じています。

 

○音楽再生以外の機能について

・AMラジオ、FMラジオ

AMラジオはループアンテナによる受信、感度は問題ないです。

FMラジオは3パターンの受信方法があります。1つ目は付属品は線状のアンテナを使用するやり方。アンテナを適当な位置にまっすぐ伸ばし、画鋲やテープで固定し、受信するやり方です。2つ目はアンテナコードが必要になりますが、共聴アンテナ端子を使用するやり方、3つ目はFM屋外アンテナ、同軸ケーブル、アンテナコネクターを使用し、受信するやり方です。ワイドFMに対応しているので、満足度は高いです。付属の線状のアンテナは微妙ですね。まあラジオ目当てでこの機種を買う人はいないでしょうから、割り切ったのかな。ラジオなら安いですし、適当なラジオを買った方が良いと思います。

 

○まとめ

拡張性に優れていたり、魅力的な機能があったりするわけではありませんが、最低限の機能はおさえていますし、かつ音もまずまず良い。特別素晴らしい音を求めないのならば、充分でしょう。もちろんこの機種よりさらに音が良い機種、さらに拡張性に優れた機種はあります。どうしても高級な機種が欲しいならば、オススメしませんが、普通のCDプレイヤーより少し良い機種が欲しいという方なら、充分満足し得る機種です。