【KZ ZST pro】開封ブログ
開封の過程を写真で紹介します。
外箱です。中国語でいろいろ書いてあります。
スライドさせ、本体を出していきます。思ったより箱がしっかりしている印象を受けました。隙間が小さく、出すのに少し手間がかかりました。
写真だと見づらいですが、ケーブルとイヤーピースは袋に入っていました。
丈夫で高級感あるケーブルですね。イヤーピースは3種類付属します。カラーリングもなかなかおしゃれ。内部が透けてみえるのがいいですね。
取り扱い説明書です。日本語はありません。難聴予防の注意喚起を丁寧にしているあたり、良い企業であることがうかがえます。
問題発生!!
ケーブルが接続しにくい→ある程度力を入れないと接続できないようです。。買ったばっかりだからと優しめにやっていたのですが、入らず焦りました。2ピンなので、破損しそうで怖いですが、思い切りよくさす必要がありますね。
接続完了。いい感じです。
以上開封ブログでした。レビューはエージング後にするつもりです。
ポータブルアンプ(ポタアン)について
今回はある程度イヤホンを持っている人向けの内容となります。ポータブルアンプとは、増幅機、いわゆるアンプ(アンプリファイア)を持ち運べるようにしたもののことです。これがあると今まで以上に音楽を楽しめるようになるのです。
- ポタアンの必要性
まず、デジタル端末の音の出る仕組みからおさらいします。スマートフォンや携帯音楽プレイヤーなどのデジタル端末は、記録されたデジタル音楽データを、DACという部分でアナログ信号に変換しています。そしてそのアナログ信号をアンプで増幅し、再生しているのです。
デジタル音声データ
↓
↓
アンプ
そこで一つの疑問が生まれると思います。
ポタアンは必要なのか?
確かに無くても音を再生できるのです。じゃあなぜすすめるかというと、大きく2つの理由があります。
- 音量を大きくできる。
デジタル端末内蔵アンプより高出力のアンプが搭載されており、音量は大きくなります。これにより低感度のイヤホン・ヘッドホンを十分に鳴らせるようになります。
2. 音質が向上する
スマートフォンや携帯音楽プレイヤーに搭載のDAC類は音質最優先ではないことが多いのです。なぜならサイズの問題、電力の問題など多くの課題をクリアするには、どうしても音質を犠牲にせざる得ないからです。その反面、ポタアンは音質第一の考え方なので、音質を向上させることができます。
- ポタアンの種類について
ポタアンはDACの有無で2つの種類に分類されます。
・アナログ型(DAC非搭載)
デジタル端末の回路にアンプを足した状態になります。イメージしやすい例としては、自然吸気(NA)のエンジンに後付けでターボチャージャーやスーパーチャージャーといった過給機をつけるといった感じです。
デジタル音声データ
↓
内蔵DAC
↓
内蔵アンプ
↓
ポタアン
内蔵アンプとポタアンで2度増幅されるので、十分な音量をとれます。特定の音域を響かせたり、伸ばしたりは出来ますが、あくまでも、デジタル端末の内蔵DACの音を増幅するだけなので、音質面での劇的な変化はありません。
・デジタル型(DAC搭載)
内蔵DAC、内蔵アンプを介さず、直接デジタル音声データを受け取り、変換、増幅します。アナログ型と同じく車で例えると、燃費は悪いがよりハイパワーなエンジンに載せ替えるというイメージです。
デジタル音声データ
↓
ポタアン
ハイパワーなアンプで増幅するため、音量は十分にとれます。また、音質を最優先したDACで変換するため、音質も向上します。ただ、機種によっては適合しない機種もあるので、購入の際にはメーカーホームページなどで確認が必要です。
- オススメポタアン
オススメのポタアンをいくつか挙げます。
1.定番のポタアン
CHORD 「Mojo」 D/A コンバーター内蔵 ポータブルヘッドホンアンプ MOJO-BLK
- 出版社/メーカー: アユート
- 発売日: 2015/11/15
- メディア: エレクトロニクス
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ソニー SONY ポータブルヘッドホンアンプ ハイレゾ対応 USBオーディオ対応 PHA-1A
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2015/03/21
- メディア: エレクトロニクス
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余裕があったらこっちがいいかも
ソニー SONY ポータブルヘッドホンアンプ ハイレゾ対応 USBオーディオ/バランス出力対応 PHA-2A
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- メディア: エレクトロニクス
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3.スマートフォンとの相性抜群
生産完了品です。お早めに
4.新発売の注目度No1ポタアン
5.アナログ型No1ポタアン
6.国内老舗メーカーのポタアン
ONKYO DAC-HA200 ポータブルヘッドホンアンプ ハイレゾ対応 ブラック DAC-HA200(B) 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: オンキヨー
- 発売日: 2014/07/04
- メディア: エレクトロニクス
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通算100アクセス突破!!
このブログへの通算アクセスが100回を超えました。ありがとうございます。
【ONKYO E700M】国内の老舗音響メーカーの本気を見た
今回はONKYOのE700Mを紹介していきたいと思います。この商品は2015年11月中旬に発売され、2016年には、価格.comのプロダクトアワードのオーディオ部門で大賞を受賞したイヤホンです。なぜ今紹介するかというと、価格がだいぶ安くなってきているからです。もともと約15,000円でしたが、今は7,000円程にまで安くなっています。結構お得ですね。実際商品としてはどうなのということで、詳しく書いていきたいと思います。
○E700Mの良いところ
・高級感あるデザイン
もともと1万円クラスのイヤホンでしたので、高級感は1万円以下のイヤホンに比べて、圧倒的です。
・セミオープンながら音漏れは標準レベル
セミオープンは形式上、音漏れしやすいのですが、E700Mはイヤホンとしては標準レベルで抑えられています。大音量でなければ、外での使用も可能です。
・フィット性が良い
耳の形は人それぞれなので、全ての人がそう感じるとは言えませんが、私はすごくフィット性が良いイヤホンだと感じました。
・多くの人に合う音
低音は量は控えめですが、しっかり音の土台を固めています。中高音はセミオープンの特性を生かした伸びやかな音です。特に強い個性があるタイプではないため、多くの人が満足できる音となっています。ポップスとの相性が特によいです。
○E700Mの悪いところ
・マイク付きケーブル
これはどちらに書くか迷ったのですが、個人的にマイナス要素に思っていたため、こちらに書かせていただきました。気になる点は①接続機器によっては相性が悪いことがある。(一部の音域の欠落が発生する可能性がある。)②マイク部の質感が悪い。③非対応機種での使用の場合、邪魔。(対応:iOS)④行うことができる操作が少ない。⑤その部分が断線しやすいという5つ。使い方次第とも言えますので、どのような使い方をするか購入前に考える必要があります。ただ、街中でこのマイクを使って電話をするのは、少しハードルが高いかもしれませんね。
○まとめ
E700Mに興味を持っていただけましたか?ONKYOらしい真面目な音の製品なので、多くの人に合う素晴らしいモデルです。是非一度試聴してみてください。
ONKYO E700M イヤホン カナル型/ハイレゾ対応 ブラック E700MB 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: オンキヨー
- 発売日: 2015/11/30
- メディア: エレクトロニクス
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【オーディオ考察】相次ぐ低評価〜低価格帯の王者、不振の原因を探る
キュウナナを低く評価するレビューが目立つようになりました。価格.comの満足度も5段階評価でSHE9710が3.80、SHE9720が3.54となっています(2018年2月)。価格.comの満足度は基本4は超えるので、この評価はあまり良いものではないといういえます。かつて低価格帯の王者とも言われたキュウナナが、なぜ低評価を受けているのでしょうか?
・キャッチコピーに問題あり
タレントイヤホンでしたので、様々なところで宣伝が行われていました。その中には「一万円クラスに匹敵する高音質」というものも。いくら宣伝とはいえ、言い過ぎではないでしょうか。
・新興メーカーの台頭
ZERO AUDIOや中国メーカーのハイコスパ製品に押し出された印象もあります。特に中華メーカーは良い製品をたくさん出していています。オランダのメーカーですから、中国メーカーにコストの面で勝つのは難しいと思われます。
・質感の低さ
ライバル機に比べて質感が低いのも原因のひとつだと考えられます。ハウジングがカーボン調や金属の製品がある中で、100均と大差ないようプラスチッキーなハウジングでは厳しいと思います。
・ケーブルがU字型
ケーブルはU字型です。よくスマートフォンやプレイヤーにイヤホンのケーブルを巻きつけている人がいますが、(絶対にやめてください)そのように巻きつけたとき、U字型だとケーブルの分岐点に負荷がかかります。そのため、その部分が破損してしまうケースが多かったのではと考えられます。これはユーザーが悪いので、この点は仕方ないですね。有名になってしまったが故に、このような収納法が良くないとは知らない、あるいは気にしない人にも買われているということではないでしょうか。
○まとめ
以上キュウナナシリーズの低評価の理由の考察でした。今は他機種に押されていますが、低価格帯の王者の意地を見せて欲しいですね。
PHILIPS SHE9720 イヤホン カナル型 ブラック SHE9720BK 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: Philips(フィリップス)
- 発売日: 2015/09/19
- メディア: エレクトロニクス
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PHILIPS SHE9700 イヤホン カナル型 ブラック SHE9700 【Amazon.co.jp限定】
- 出版社/メーカー: Philips(フィリップス)
- メディア: エレクトロニクス
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PHILIPS SHE9730 イヤホン カナル型 ハイレゾ対応 ブラック SHE9730BK 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: Philips(フィリップス)
- 発売日: 2017/01/26
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
PHILIPS ヘッドホン インイヤーカナル式 ブラック SHE9710
- 出版社/メーカー: Philips(フィリップス)
- 発売日: 2013/09/01
- メディア: エレクトロニクス
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【JVC FX-77X】満足度ランキング2位のイヤホンの実力をはかる
今回はJVCのFX-77Xのレビューをしていきたいと思います。この商品は、重低音重視シリーズ、XXシリーズの上から2番目にあたるイヤホンです。価格.comの満足度ランキングでは、現在(2018年2月)2位を獲得しています。
○良いところ
・ケーブルが良い
表面に溝があるため絡まりにくいケーブルとなっています。また、太くて丈夫なため、断線の心配はないでしょう。
・クールでタフなアルミ切削ボディ
5000円クラスのイヤホンだと、プラスチック製のイヤホンが多いですが、このイヤホンはアルミボディです。
・高級感のあるデザイン
XXシリーズ最上位モデルFX-99Xと共通デザインです。下位モデルと比べるとその差は歴然としています。
・中高音域も満足できる
重低音重視モデルは、低音を強化するあまり、中高音が引っ込んでしまっていることがあるのですが、このイヤホンはしっかりと中高音を聴くことができます。
・量、質ともに素晴らしい低音
もちろん低音は素晴らしいものです。雑にドンドンではなく、上質な沈み込む低音です。
○悪いところ
・ボディが大きい
大きなボディなので、耳のサイズによっては装着が難しいかもしれません。要試着です。
○まとめ
いかがでしたか?重低音重視モデルながら、オールマイティに使えるイヤホンです。一度試聴をしてみてください。
今回の商品
JVC カナル型イヤホン XXシリーズ 重低音 ブラック&レッド HA-FX77X-BR
- 出版社/メーカー: JVCケンウッド
- 発売日: 2016/10/14
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
【SHURE SE112】人気メーカーSHUREの最廉価イヤホン
今回は、SHUREの最廉価モデルのSE112についてレビューを書いていきたいと思います。SHUREはBA型ドライバー搭載のイヤホンが多いですが、この商品はダイナミック型ドライバー搭載のイヤホンです。SHUREの上位機種は全てBA型ドライバーなので、ダイナミック型ドライバーにはあまり力を入れてないのでは?と思う方もいると思いますが、その心配は無用です。SHUREはダイナミック型ドライバーも素晴らしいのです。同じダイナミック型ドライバー搭載のSE215は非常に人気機種ですから。欅坂46の不動のセンター、平手友梨奈さんも使用していることで有名です。前置きが長くなってしまいましたが、そろそろ本題にに移りたいと思います。
○ SE112の良いところ
・遮音性が高い
最廉価でもSHUREのイヤホンですから、遮音性はクラストップクラスです。具体的な数字でいうと騒音を最大37dBまでブロックしてくれます。(付属イヤーピース使用時)
・ケーブルが太く断線しにくい
ケーブルは非常に太い物です。なんとiPhoneの充電ケーブルとほぼ同じ太さです。断線の心配はほとんどないでしょう。ただ、ケーブルの交換は出来ないため、丁寧な使用を心掛けてください。
【左:iPhoneの充電ケーブル、右:SE112のケーブル】
・装着方法の自由度が高い
エントリークラスとしては大事なことです。SHURE掛けだけでなく、普通のケーブルを垂らすやり方もできます。SHURE掛けは慣れないと違和感を感じることがありますので、それを避けることができるこの機能は、素晴らしい機能だと思います。
・クラストップの音質
基本的にはSHUREらしいモニターライクですが、聴く楽しみがある音です。低音は多すぎず、各音域のバランスが取れています。5000円クラスではなかなか出会えない音です。しかし、あくまでもモニターライクであり、完全にフラットかといえば、そうではないです。若干リスニング向けに振ってあります。(とはいえ、同価格帯のイヤホンではフラットに近い部類ではある。)
○SE112の悪いところ
・デザインがイマイチ
上位機種と比べて変わった形をしています。機能的なデザインですが、良いデザインとは言えません。
・本体カラーが好みが分かれる
カラーはグレーと黒のツートンのみです。地味な印象を受ける方もいれば、クールと感じる方もいるようです。
・付属ポーチが小さい
ポーチが付属しますが、少し小さいです。(縦横8.5cm)入らないことはありませんが、入れるとぎゅうぎゅうになります。
・保証期間6ヶ月延長サービス対象外
ユーザー登録をすると受けられるサービスです。もともと1年の保証期間の延長をすることができるサービスですが、この商品は対象外です。
○まとめ
SE112に興味を持っていただけましたか?付属イヤホンからのステップアップには十分すぎるほどの素晴らしいイヤホンですので、一度試聴してみてください。
SHURE イヤホン SEシリーズ SE112 カナル型 高遮音性 グレー SE112GR-A 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: Shure Incorporated
- 発売日: 2014/05/29
- メディア: エレクトロニクス
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